レディーファーストが基本
お手洗いは先に済ませ、食事中の中座は控える
ものを落としたら自分では拾わない
Basic
西洋料理には「フランス料理」や「イタリア料理」などがあり、 料理の出し方は「フルコース」と「ア・ラ・カルト」に分かれます。 フルコースではあらかじめテーブルに食器類がセットされ、食べ終わると順次下げられます。 ア・ラ・カルトではナイフとフォークが料理に合わせて出てきます。
フランス料理
中国料理、トルコ料理と並ぶ世界三大料理の一つ。様々な国でフォーマルな場での食事として選ばれています。前菜、メイン、デザートの構成が基本で、メインは肉や魚とともに野菜などの付け合わせが供されます
イタリア料理
イタリア料理の歴史は紀元前ローマ帝国の時代まで遡り、フランス料理の原型とも言われています。オリーブ油や乳製品を使った料理が多く、素材を生かした調理法が特徴。前菜、パスタやリゾット、メイン、デザートで構成されます
Manners
目上の方や女性と一緒に入店する場合、男性はエスコートしなければなりません。 先に入店してもらい、その後ろを着いて行きます。 ウェイターやギャルソンが案内するまで空席があっても勝手に座らず、指示に従いましょう
入店から着席までのマナー
Manners
ナプキンは手や口元の汚れを拭くために用意されたものです。 店側が用意しているのに自分のハンカチを使うのは 「このナプキンは使う気になれない」という失礼な行為に当たりますので注意しましょう
ナプキンの正しい使い方、置き方
Manners
「カトラリー」とはナイフやフォーク、スプーンの総称のことで、料理に応じて種類が異なります。 ナイフは右手、フォークは左手で持つのが基本で、肘から先をつかって料理を頂きましょう。
ナイフとフォークの使い方、置き方
カトラリーのタブー
Manners
西洋料理では、どの国の料理でもフルコースのテーブルセッティングはあまり変わらず、 あらかじめセットされ、食べ終わると順次下げられます。 今回はフランス料理を例に食べ方の作法をお教えします。
「フランス料理」の食べ順の作法
「フランス料理」「イタリア料理」のコース例
フランス料理のコース例
コース内容
アミューズ (前菜の前の突き出し) オードブル (前菜) パン スープ ポワソン (魚料理) ソルベ (お口直し) ヴィヤンド (肉料理)/レギューム(肉料理と供されるサラダ) フロマージュ (チーズ) デセール プチフール/ボワッソン
イタリア料理のコース例
コース内容
ストゥッツィキーノ (食前酒と楽しむ突き出し) アンティパスト (前菜) プリモ・ピアット (メイン1皿目、主にパスタ) セコンド・ピアット (メイン2皿目、肉か魚) フォルマッジィ ドルチェ カッフェ
食事のタブー
一流レストランではできるだけスマートに振る舞いたいもの。 同席している会食相手だけでなく、店全体で作り上げている洗練された空間を壊さないのもマナーの一つ。 大声で話したり、賑やかな音は立てないようにしましょう
ウェイターはアイコンタクトで呼ぶ
静寂な店内でウェイターに「すみません」と声をかけるのはスマートとは言えません。用があるときはアイコンタクトで。手を挙げたりするのもみっともない行為とみなされます
左利きだからとカトラリーを逆に持つ
本来は利き手に関わらず、ナイフは右、フォークは左が基本。ただし、どうしても利き手でないと食べにくいという人は、店の人にあらかじめ左右逆においてもらうようにお願いしておきましょう