【観光客必見】出雲市内で味わえる絶品「出雲そば」の名店をご紹介17選

「献上そば　羽根屋大津店」はJR出雲市駅から車で約5分、山陰道沿いにある老舗そば店です。大正天皇が東宮のころに山陰地方に行啓された際、「羽根屋」のそばを献上した経緯から「献上そば」と名付けられたそう。江戸時代末期の創業という歴史を感じる店構えですが、親しみやすく地元の人にも観光客にも愛され続けています。熟練の職人が丁寧につくり上げたそばには、風味豊かな「出雲産」のそば粉を使用。そばだしには枕崎産のかつお本枯節や、地元出雲の「井ゲタ醤油」の醤油を使用し、地元産にこだわっています。看板メニューの「割子そば3段（750円）」は古くから出雲地方に伝わる独特のそばで、出雲独特の「割子」という器に盛られた逸品です。他にも釜からあげたそばに、だしをかけて食べる「釜あげそば（700円）」も人気。

出雲の地酒と地元の美味しい食材を使った料理店「山頭火」は、出雲市駅から徒歩1分の立地にあるお店です。宍道湖で採れる最大級のしじみを使った「大粒しじみの酒蒸し（1,500円）」はプリッとした食感が特徴的なロングセラー。山陰沖で穫れるのどぐろのみを使用する「のどぐろ一夜干し（1,800円）」、ふんわりとした宍道湖育ちのうなぎを使った「活うなぎの蒲焼き（1,800円）」など、地元の絶品食材を使った和食も味わうことができます。美味しい料理やお酒とともに、出雲そばの注文もお忘れなく。冷たい「割子そば（2段）」と、温かい「釜揚げそば」は共に500円とリーズナブル。一品メニューとしても注文しやすいですね。出雲の絶品料理と一緒に、出雲そばもぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

明治15年に宮内省の料理人であった安井熊市によって創業された、出雲大社にゆかりの深い「割烹・和食堂　看雲楼」。フグのだしと野菜の旨みがきいたとろみにご飯をうずめながらいただく「うず煮（1,620円）」をはじめ、5種類以上の旬の魚介類がのった「海鮮丼（1,620円）」など、地元の郷土料理を味わうことができます。そしてもちろん、出雲名物の「割子そば」は単品でも定食でも◎。島根県の観光課の企画にも登録された「ご縁ランチ（1,080円）」はリーズナブルに地元の食材とそばのセットを堪能できるおすすめランチセットです。また、お店では各種宴会用の会席コースを揃えており、少人数から約50名までの宴会も可能。結婚披露宴や法要の直会など、大事なイベントにも利用しやすい料理店です。

「四季荘レストラン」は、鮮度抜群の食材や県産の野菜などを使った老若男女が楽しめる和食レストラン。館内では「日本三美人の湯」として名高い「湯の川温泉」で体の芯まで温まることができます。各種宴会にも対応しており、華やかな会席料理のコースから一品料理までシーンに合わせた利用の仕方もさまざま。出雲のそばをすするなら、「出雲名物　割子そば御膳（1,000円）」がおすすめです。丸い漆器に盛られた「割子そば」に、茶碗蒸し、しじみの味噌汁、天丼、デザートが付いた大満足のランチセットです。会席のコースでは「銀むつ」や「しまね和牛」を堪能できるコースや、島根ブランドの「飯南ポーク」を使用した「特選　豚しゃぶ会席」を楽しめるコースをはじめ、冬の味覚「ズワイガニ」を1杯丸ごと味わえるコースもあります。

「いづものSAKABA」は島根を中心とした出雲の味覚と、出雲の地酒にこだわる居酒屋。島根の味をたっぷり満喫したいときに訪れたいお店です。落ち着いた和モダンな雰囲気の店内は全席が個室となっており、周りを気にすることなくゆったりと食事を楽しむことができます。山陰沖で獲れる旬の地魚をはじめ、万葉牛、奥出雲ポーク、大山産ハーブ鶏などのブランド素材を使った絶品料理を多数用意。もちろん、そばが食べたい人には、出雲地伝酒入りそばつゆ 「割子そば（650円）」がおすすめです。料理長特製の出雲地伝酒を使ったコクと旨みのあるそばつゆは、そばの上からさっと回しかけ、そばとなじませて頂きます。絶品地元グルメと共に、伝統のそばを堪能してみては。

出雲市駅から徒歩2分にある「居酒屋　華もめん」。地酒や地焼酎と共に、出雲の名物「割子そば」や地元食材を使った絶品料理などを楽しめるお店です。「割子そば」は通常3枚で1人前ですが、こちらでは1枚（230円）よりお好きな枚数注文可能。じゃがいもの代わりにおそばとおからを使ったお店オリジナル「手づくり出雲そばコロッケ　2個：300円」もおすすめ。ヘルシーで優しい味わいのコロッケは、そばのつけ汁につけて頂きます。他にも、風味豊かな佐賀赤鶏のもも肉をつかった「地鶏の瓦焼き（730円）」や、素材の旨みが際立つ「のどぐろの煮付け（930円）」もぜひ一度食べてみたい逸品。美味しいお酒や料理の〆に、出雲名物の「割子そば」を味わってみてはいかがでしょうか。

出雲市内でも人気の回転寿司店「寿し処　こいし」では、近海で穫れた新鮮な魚介類を使ったお寿司をリーズナブルに楽しめます。地産地消にこだわり、シャリには奥出雲産のお米を使用。毎朝市場で仕入れる新鮮な魚介類が乗った握りを100円から楽しめるとあって、地元の人に愛される穴場のお店です。お寿司以外の一品料理も充実しており、名物の「出雲名物　割子そば」は1枚160円からとリーズナブル。朱塗りの丸い器に、ネギ、のり、紅葉おろしの薬味をちらし、甘辛いだしを絡めて頂きます。回転寿司といっても居酒屋風な雰囲気の店内では、気さくな大将から出雲にまつわる様々なお話を聞くことも。店内には座敷席もあるので、家族や友人とゆったり飲みながら寿司やそばをつまむのもいいですね。

出雲に来たらここ、というほど贔屓にする客も多い「千鳥そば」。出雲大社前駅から徒歩10分ほどにあるやや静かな通りに佇むアットホームなそば店です。伝統的な「出雲そば」では挽きぐるみのそばを使用しますが、このお店ではそれだけでなく、製粉の仕方が異なる2種類のそば粉を配合して使用。こだわりの天然そば粉を、毎朝その日に提供する分だけ手打ちしています。色黒で香り高く、コシのあるそばは、一度は食べてみたい絶品料理です。お店のイチオシは、山かけ、鰹節、卵をトッピングした「特注割子そば（3段960円）」。通常の割子そばとはひと味違った贅沢な味わいを楽しむことができます。5段になると1,460円、がっつり食べたい人なら、あっという間にたいらげてしまうほどの美味しさです。

「本家大梶 （手打ちそば）」は、出雲大社から徒歩で約15分ほどにある老舗。国の重要文化財に指定されている旧JR大社駅の前に佇む、創業60年超のそば店です。地元の人たちには熱狂的なファンも多く、出雲大社付近の数あるそば屋の中でも代表格の一つと言われています。黒っぽい挽きぐるみのそばで、つゆはしっかりと甘め。昔ながらの出雲そばに常連客も観光客も納得の味を堪能することができます。清潔感がありどこか懐かしい雰囲気の店内には、テーブル席と小上がりを合わせて40席ほど。メニューはそばだけでなくオムライスやカレーライスなど、子どもも食べやすいご飯物もあります。店の前にあるレトロな駅舎と蒸気機関車も一見の価値あり。そばと合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。

出雲大社の参道入り口にある、行列のできる人気そば店「砂屋」。挽きぐるみのそば粉を100％使用し、つなぎを一切使わずに打ち上げる十割そばの専門店です。産地や品種にこだわり、水の分量や打ち方を絶妙な加減で調整して仕上げるため、十割そばといってもボソボソしたり切れやすいそばではありません。太打ちの香り豊かなそばはまさに究極の出雲そば。濃厚で甘辛いそばだしには、うるめいわしをメインに、かつお節や鯖節、宗田節などで丁寧にだしをとり、本みりんや出雲地伝酒、ザラメなどを使って仕上げています。「割子そば」は3枚960円から。人気の「三味割子そば（1,180円）」は、とろろ、大根おろし、揚げ玉の三種類の味を楽しめます。

昭和25年創業、出雲大社前駅から徒歩15分ほどの「平和そば本店」。レトロでどこか懐かしい雰囲気がただよう一軒家のお店には、座敷席とテーブル席が合わせて約30席。やや静かな場所にありますが、お昼時には行列になる有名店です。地元産の玄そばを使用したコシのある手打ちそばは、そばの色が黒く香り高いのが特徴です。定番の「割子蕎麦（750円）」をはじめ、大根おろし、とろろ、天かす3種類の味を楽しめる「三色割子蕎麦（950円）」も人気メニュー。かつ丼も美味しいことで有名なお店で、トロトロの卵と甘いタレとサクサクのカツは絶品です。割子そばが2枚付いた「カツ丼セット」はそばとカツ両方食べたい方におすすめです。

出雲大社の正門前にある「そば処田中屋」は、女性が一人でも入りやすいおしゃれな雰囲気のお店。休日の昼には行列のできる人気店で、産地にこだわった風味豊かな出雲そばを堪能できます。定番の「割子そば」は2段520円からで、「三色割子そば（1,140円）」も人気メニュー。温かいそばである「釜あげそば」はバリエーションも豊富で、「釜あげ月見そば（880円）」「釜あげ梅とろろそば（910円）」など、好みにあわせてチョイスできます。「釜あげそば」は茹でたそばを水洗いせずに、茹で湯ごと丼に盛るという珍しいスタイル。地酒やビール、酒肴もあるので蕎麦前を楽しみたい人にもおすすめです。出雲大社にお参りで訪れたなら、おしゃれなそば店で伝統の出雲そばを堪能してみてくださいね。

「そば庄たまき」は、出雲大社正門入り口近くにある「ご縁横丁」内のそば店。店内にはお土産品の販売スペースと、イートインスペースが15席ほどあり、出雲そばを購入と食事の両方ができます。基本メニューは出雲名物の冷たい「割子そば」と温かい「釜あげそば」の2種類。収穫された「そばの実」を芯から甘皮まで全て挽き込む自家製粉のそばを使用。石臼で少量ずつ挽いたそばは甘みがあり優しい食感です。木樽醤油を使った甘めの自家製つゆはそばとの相性も抜群で、あっという間になくなってしまう美味しさです。「ご縁横丁」は、出雲や島根県の特産品を味わったり、お土産に購入したりすることのできる店舗が9店舗ほど入っているので、そばを味わった後には他のお店も物色してみてくださいね。

「かねやそば」は出雲大社から徒歩10分ほどにある行列のできる有名店。観光客だけでなく、地元の人にも愛されている老舗で、店内の壁には額縁に入った有名芸能人のサイン入り色紙がずらりと並んでいます。清潔感のある店内には、テーブル席が28席と座敷席が22席ほど。朝9時半から営業しているので、出雲大社の参拝の前後に腹ごしらえ、というときにも利用しやすいお店です。定番メニューは、「割子そば」「三色割子」「釜上げそば」。手打ちで太めですがコシがありツルツルとした喉越しのよいそばです。だしのきいた甘辛のつゆも絶品。〆のそば湯まで美味しく堪能できます。安定した老舗のそばを味わいたいなら、ぜひ一度訪れてみたい名店です。

「荒木屋そば屋」は江戸時代後期から200年以上続く、最も古い出雲そばの店。出雲大社から徒歩10分ほどの閑静な住宅街の中にある一軒家です。民芸調の店内は天井も高く落ち着いた雰囲気で、壁には有名人のサイン入り色紙が何枚も飾られています。厳選した地元の玄そばを、丁寧に石臼で挽いた香り高いそばは、コシも強く絶品。自家の良質な井戸水を使ったそがばつゆは、うるめいわしから丹念にとっただしが、上品でさっぱりとした味わいです。人気メニューは、出雲そば名物の割子そば2段に、なめこおろし、うずら入り、天ぷらと特製そばぜんざい、おみくじ、ご縁グッズのついた「縁結び天セット（1,490円）」。出雲大社のそばで歴史の重みを感じながら、老舗のそばを味わってみてはいかがでしょうか。

出雲大社境内の大駐車場西側にある「そば処八雲　八雲本店」。350年の伝統をもつ宮内庁御用達のそば処「鶴喜そば」での修業によって磨かれた、本手打ちそばを味わうことができます。お店のイチオシメニューは「三色割子（1,020円）」。あげ玉、山いも、玉子の3種類のトッピングが乗っており、それぞれの割子の味の変化が楽しめる逸品。人気メニューは「天ぷら割子（1,950円）」。三段割子と天ぷらのセットで、好みのそばに変更も可能です。ご飯物は、天丼、カツ丼、親子丼、お子様定食もあり、そばの苦手な人にもうれしいですね。木のぬくもりあふれる落ち着いた雰囲気の店内からは、美しい中庭の眺めも◎。朝9時のオープン前には、店の前に開店を待つ人が集まり、お昼時には混雑も必至の人気店です。

「やしろや」は出雲大社前から少し離れた「古代歴史博物館」の前にある一軒家のそば店。店内は座敷席とテーブル席が36席ある、ややこじんまりとした居心地のよい空間です。こちらのそばは、厳選されたそば粉を秘伝の割合で混ぜ合わせ、独自の手打ち方式によって作っているそう。だし汁も出雲に古くから伝わる伝統製法に基づいて、山陰の沖合で獲れる鰹と特製醤油を使用しています。磯海苔やネギといった薬味にもこだわっており、新鮮な食材のみを厳選しています。定番の「割子そば　3枚：750円」や「三色割子そば（1,100円）」はもちろん、とろろと玉子が入った「やまかけそば（850円）」も人気です。割子そば以外は、冷・温のお好きな方を選べるようになっています。